
今現在ポケットWiFiを使用している、または自宅にWiFi環境がないという方で、
・YouTubeで毎日たくさんの動画を見ている
・気になることがあったらすぐにスマホで検索する
・休日はAmazonプライムビデオやNETFLIXで映画鑑賞をしている
ということに当てはまる方は、速度制限に悩まされていませんか?インターネットを頻繁に利用する方、特に動画を多く視聴する方はすぐに速度制限にかかってしまいます。速度制限にかかってしまうと、動画をまともに見れませんし、インターネットのサイトを開くのにも時間を要します。サクサク動かないとストレスが溜まりますし、何より不便ですよね。
そこで今回おすすめしたいのが、無制限プランがあるポケットWiFiです。ポケットWiFiの中には、無制限プランがないものもあるので、まずは無制限プランがあるポケットWiFiをご紹介します。
【ポケットWiFi=モバイルWiFiルーター】
ポケットWiFiとは、ワイモバイルの登録商標なので、ワイモバイルのモバイルWiFiルーターのことを指しています。そのため、他社のモバイルWiFiルーターのことをポケットWiFiとは呼ばないのです。しかし、多くの方が他社のモバイルWiFiルーターのことをポケットWiFiと認識しているため、こちらの記事でも、モバイルWiFiルーターのことをポケットWiFiと表記させていただきます。
目次
無制限プランのあるポケットWiFi
まず、ポケットWiFiを提供している大手5社は、「UQ Communications」「ワイモバイル」「au」「ドコモ」「ソフトバンク」です。この内、無制限プランがあるのは、「UQ コミュニケーションズ」「ワイモバイル」「au」の3社となっています。ちなみに、auはUQ Communicationsが提供しているWiMAXを販売しています。
無制限といっても、短期制限はある
ポケットWiFiの無制限に関する口コミを確認しましょう。

無制限ということは、いくらデータ量を使用しても良いと思うのが一般的です。しかし、ポケットWiFiの無制限は、完全な無制限ではありません。ネットワーク混雑回避のために3日間で10GB以上利用すると、速度制限がかかってしまうのです。これは、「UQ コミュニケーションズ」「ワイモバイル」「au」の3社全てに共通しています。
無制限のプランの速度制限は、時間帯で制限されます。例えば、WiMAXの場合は翌日の18時頃~26時頃まで、ワイモバイルの場合は当日の18時~26時までという制限です。
ここで、「3日間で10GBっていうけど、そもそも10GBってどのくらいなの?」という疑問が生じるのではないでしょうか。10GBがどのくらいなのかなどを理解している方は数少ないと思います。そこで、UQ コミュニケーションズが公表している10GBの目安を見てみましょう。
10GBの目安
高画質(HD)のYouTube動画であれば、1日に平均4時間程度で視聴することができます。YouTubeに限らず、動画は高画質であればあるほど使用データ量が多くなってしまうので、注意が必要です。もちろん、YouTube以外にもインターネットを利用すると思うので、インターネットを使用する際はデータ量を気にしていなければなりません。
3日間で10GB制限の仕組みがいまいちイメージできないという方は、UQ コミュニケーションズの公式サイトにある表を見ましょう。
速度制限がかからない利用方法
上の表のように1日平均3.3GBの利用であれば、速度制限がかからないまま快適にインターネットを利用できます。「今日はYouTubeの動画をたくさん見てしまった」という場合は、翌日の動画視聴を控えたり、「明日は休日で一日中家にいる」という場合は、前日に動画視聴を控えるといった工夫をしましょう。
次は、速度制限がかかってしまった利用方法の例です。
速度制限がかかる利用方法
WiMAXは先ほど説明した通り、翌日の18時頃~26時頃まで速度制限がかかってしまいます。
これまで、無制限のプランの速度制限の仕組みを確認してきた方でこう思った方はいませんか?「この3日間で確実に10GB以上使ってしまった。どうせ明日速度制限がかかるから今日はたくさん動画見よう。」このように思った方は1度速度制限にかかったら、リセットされてまた3日間10GB使えるという勘違いをしている可能性があります。ポケットWiFiの無制限プランは速度制限がかかったからといって、使用してきたデータ量はリセットされません。
つまり、1日で膨大なデータ量を使用した場合は速度制限が長引いてしまうのです。下の表を見てみましょう。
3日目で50GBというデータ量を使用したため、3日間も速度制限をかけられています。
・ポケットWiFi無制限は短期制限がある(3日間で10GB)
・3日間の合計なので、1日でも膨大なデータ量を使用すると速度制限も長引く
この2つの注意事項を頭に入れておきましょう。
速度制限がかかったら
速度制限にかかった方の口コミを確認しましょう。

無制限プランのポケットWiFiが速度制限にかかると、果たしてどのくらいの通信速度になるのでしょう。スマホやガラケーで速度制限にかかってしまった場合は、Webサイトを開くだけでも時間がかかってしまいますよね。しかし、ポケットWiFiの無制限プランで速度制限がかかった場合は、口コミで言われている通り、そこまでの低速にはなりません。
ポケットWiFiの速度制限時は概ね1Mbps(1000kbps)の通信速度となります。スマホやガラケーの速度制限時は128kbpsなので、約8倍もポケットWiFiの方が速いのです。そのため、YouTubeの標準画質(SD)の視聴やWebサイトの閲覧などはストレスなく楽しめます。速度制限時に1Mbpsという通信速度になるのは、WiMAXとワイモバイルも同じです。
1Mbpsといっても最大速度であるため、周辺環境や使用機器によっては1Mbps以下になるので、注意しましょう。もっと詳しくMbpsを知りたいという方は関連記事をご覧ください。
WiMAXとワイモバイルを徹底比較
無制限プランに関して、UQ コミュニケーションズのWiMAXとワイモバイルのポケットWiFiに大きな違いはありませんが、他の基本項目では違いが見られました。そこで、WiMAXとワイモバイルを徹底比較して、どちらが良いポケットWiFiなのかを明確にしましょう。
料金と契約期間
まずは、下の表を確認しましょう。
UQWiMAX | ワイモバイル | ||
プラン名 | UQ Flatツープラス ギガ放題 (2年) | UQ Flatツープラスギガ放題 (3年) |
Pocket WiFiプラン2 (アドバンスモード) |
月額料金 | 4,380円 | 4,380円 | 4,380円 |
契約期間 | 2年 | 3年 | 3年 |
UQWiMAXとワイモバイルに関して、料金に差はありませんが契約期間に差があります。UQWiMAXには契約期間が2年と3年があるのに対して、ワイモバイルは3年しかありません。

口コミで言われているように、契約期間はできるだけ短いものをおすすめします。なぜなら、3年契約には以下のような大きなデメリットが2つあるからです。
・解約金がかからない月が3年間で1度しかない
・ポケットWiFiの端末が衰える
契約期間中に解約をすると解約金が請求されてしまうため、多くの方が、解約金の発生しない月に解約します。しかし、3年間の契約で解約金の発生しない月を覚えておくのは非常に困難です。仮に、その月を逃してしまったら、また解約金が発生しない月が現れるのは3年後となります。
また、3年もの期間があると、新機能を備えた端末がどんどん発売されます。そのため、3年契約の際に送られてきた端末と新機種では性能にかなりの差が開いてしまうのです。もちろん、バッテリーの劣化といった直接的な衰えもあります。そのため、契約期間の短い2年契約がおすすめです。
UQWiMAXの2年契約と3年契約の違い
「3年契約よりも2年契約が良いのなら、なぜUQWiMAXには料金も変わらないのに2年契約と3年契約のプランがあるのか?」といった疑問を解決します。UQWiMAXのUQ Flatツープラス ギガ放題 (2年)とUQ Flatツープラスギガ放題 (3年)の違いは、LTEオプション(月額1,005円)を無料で使えるか使えないかという点です。LTEオプションとは、地下鉄や地下街、山間部といった場所でもインターネットに繋がりやすくなるといったオプションです。
3年契約であれば無料でLTEオプションが使えるのですが、個人的にはこのオプションが無料だとしても2年契約をおすすめします。ただ、地下や山で頻繁にスマホを使うという方は、3年契約にしてLTEオプションを利用するのも良いでしょう。
エリア
次にWiMAXとワイモバイルのエリアを比較してみましょう。
WiMAX無制限プランに対応しているエリア
WiMAXの無制限プランに対応しているエリア=WiMAX2⁺のエリアということです。つまり、上のキャプチャ画像のピンクエリアは全て無制限プランに対応しています。
ワイモバイルの無制限プランに対応しているエリア
ワイモバイルの無制限プランに対応しているエリア=アドバンスモードのエリアです。上のキャプチャ画像の青い場所が無制限プランに対応しているエリアとなっています。
パッと見ただけで、WiMAXの方が無制限プランに対応しているエリアが広いということがわかりますね。自分の住んでいるエリアが無制限プランに対応しているのか気になる方は、UQ コミュニケーションズとワイモバイルの公式サイトから確認しましょう。
格安SIMでポケットWiFiを作れる?
WiMAXやワイモバイルではなく、格安SIMを市販のルーターに差し込み、ポケットWiFiとして利用する方がいます。格安SIMをポケットWiFiとして利用するメリットは月額料金が安い点と、契約年数に縛りがないものが多い点です。
この2点のメリットは大きいと思いますが、その反面、格安SIMでポケットWiFiを作ることで生じるデメリットが主に2点あります。それでは、格安SIMのポケットWiFiのデメリットを口コミと共に確認しましょう。
・ルーターを購入しなければならない

WiMAXやワイモバイルでポケットWiFiを契約したら、ルーターを購入する必要がないのですが、格安SIMをポケットWiFiにするには、自らルーターを選んで購入しなければなりません。価格はだいたい5,000円~20,000円の間です。格安SIMのメリットである月額料金の安さを台無しにするデメリットですね。せっかく月額料金を節約するために格安SIMのポケットWiFiにしたとしても、初期費用でお金がかかるとは思っていなかったという方も多々います。
・通信速度が遅い

WiMAXやワイモバイルと比べると、通信速度が遅いというデメリットがあります。時間帯によっては、速度制限にかかっていないのにWebサイトの閲覧が困難になるほどの遅さになる格安SIMもあるのです。いくら月額料金が安かったとしても、通信速度が遅いのなら、格安SIMのポケットWiFiよりも料金は高いが通信速度が高速なWiMAXやワイモバイルの方が良いのではないでしょうか。
無制限で使えるポケットWiFiはレンタルもできる
レンタルのポケットWiFiといったら、旅行や出張のときに利用するというイメージを持っているのではないでしょうか。実は今、レンタルのポケットWiFiが非常に人気で、旅行や出張のとき以外にもレンタルしている方が多くいます。しかも、レンタルのポケットWiFiには無制限のプランがあるのです。そのため、ポケットWiFiの契約手続きが面倒と思っている方や、引越しが多い方などが長期間ポケットWiFiを無制限プランでレンタルしています。
ただ、レンタルの無制限ポケットWiFiも、WiMAXやワイモバイルと同様に、実際は何かしらの制限があります。例えば、「月間100GB以上使用していたら速度制限をする」という制限があったり、「1日1GBまでのデータ量しか使用できない」という制限があったりとさまざまです。ポケットWiFiをレンタルする前にしっかりと注意事項を確認しましょう。
ポケットWiFiをレンタルすることで解決できる悩み

ポケットWiFiのレンタルは、短期利用でかなりおすすめです。
https://eukkuyrnb.net/pocketwifi-tanki/
以下のような悩みを持っている方は、ポケットWiFiをレンタルすることをおすすめします。
・年末に田舎へ帰省するが、
・就職活動なので外でもネットを使うことが多い。
・海外に住んでいて、今度一時的に帰国するが、
日本国内ではスマホがSIMフリーになってしまうから何とかしたい。
・無制限のポケットWiFiに契約する前に、
・常に最新の端末を使用したいから長期契約をしたくない。
・インターネットの開通工事(固定回線)の予定日が1ヶ月後になった。
・引越しが多いので、簡単に解約できるポケットWiFiを使いたい。
・入院が長引いて暇なので、インターネットを使いたい。
おすすめの無制限ポケットWiFiはWiMAX!
今回は無制限プランのあるWiMAXやワイモバイル、格安SIMのポケットWiFiをご紹介しました。総合的に最もおすすめな無制限のポケットWiFiはWiMAXです。特に、UQ Flatツープラス ギガ放題 (2年)という2年契約でデータ量無制限のプランはYouTubeでの視聴やネットサーフィンを頻繁にする方にとって、嬉しいプランではないでしょうか。WiMAXは対応エリアが今後もどんどん拡大していくので、とても注目のポケットWiFiといえます。
そんなWiMAXには、たくさんのプロバイダがあります。特におすすめなのが以下のプロバイダです。
・GMOとくとくBB
・BIGLOBEWiMAX
・BroadWiMAX
これらは、キャッシュバックが高額であったり、月額料金が大幅に割引されたりと、とてもお得に契約できるプロバイダです。それぞれの特徴を確認しましょう。
おすすめのWiMAXプロバイダ
GMOとくとくBB
・インターネットをたくさん利用する
GMOとくとくBBは何よりキャッシュバック金額が大きいことで有名です。約30,000円~4,2000円ものキャッシュバックを受け取ることができるので、とにかくお得に契約したい方におすすめのプロバイダといえます。また、2年プランか3年プランかを選択できることもGMOとくとくBBの大きなメリットです。多くのプロバイダは3年プランしか選択肢がない場合があるので、契約年数の短い2年プランが良いと考えている方にはピッタリのプロバイダでしょう。
BIGLOBEWiMAX
・インターネットをたくさん利用する
BIGLOBEを経由してWiMAXを契約すると、「キャッシュバック特典」か「月額料金大幅値引き特典」のどちらかを選ぶことができます。自分に合ったキャンペーンを選ぶことができることがBIGLOBEWiMAXの大きなメリットといえます。キャッシュバックは受け取り忘れてしまったら、お得に契約できたとはいえません。そのため、キャッシュバックを受け取る自身がないという方は月々安定して割引いてくれる特典を選びましょう。
BroadWiMAX
・長期契約でも構わない
・月額料金ができるだけ安いものが良い
BroadWiMAXは、株式会社リンクライフがサービスを提供しているプロバイダです。大前提として、BroadWiMAXにはキャッシュバックがありません。その代わりに、初めから月額料金が安く設定されているので、キャッシュバックを受け取る面倒な手続きをする必要がないのです。しかし、BroadWiMAXは契約年数が3年しかないので、2年プランを希望する方には向いていません。