
毎月のスマホ料金を安くできることで有名な格安SIM。
しかし格安SIMを使うにあたって知らないことが多いように感じます。
例えば、
- そもそも格安SIMって何?
- 格安SIMに変えた時の注意することは?
- 今のスマホでも使えるの?
- どの格安SIMを選んだらいいの?
- 格安SIMの料金が安いのはどれ?
- 格安SIMに乗り換えるにはどうするの?
このような格安SIMに関する質問を持っている人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
あと文章の流れは、順番よく質問に答えるようになっています。
時間がない方や質問を絞りたい方は、ぜひ目次を活用してください。
目次
1.そもそも格安SIMとは何か?
格安SIMについての説明する前に、「SIM」とは何か知っていますか?
SIMとは、スマホ等でインターネットや電話を使う時に必要なチップのことです。
そのため最初にスマホを購入した時に、端末と一緒に受け取っています。
「私は、SIMなんて受け取っていない……」と思っている人も、SIMは基本的にお店の人がスマホに入れてくれるので、ちゃんとスマホに入っていますよ。
もしSIMが入っていなければスマホで、電話、LINE、インスタグラム等が出来ないので、すぐに分かります。
つまり、SIMがないとスマホでインターネットや電話が使えないのです。
では格安SIMとは、何なのでしょうか?
実は格安SIMというのはSIMと役割は同じなのですが、
一般的なSIMよりも「安くでインターネットや電話を使えるようにする」ことができるので格安SIMと呼ばれています。
安いと聞くと、今使っているスマホに比べて
「通信速度や通信対応エリアが狭くならないかな?」
不安になると思いますが、回線はauやSoftbank、Docomoと言った大手会社と同じものを使っていますので、回線の質による心配はありません。
ここまで聞くと格安SIMは良い事だけですが、実は注意点もあります。
それが、
- 実店舗が少ないためサポートを受ける時、メールか電話で対応しなければいけない
- auやSoftbank、Docomoと言った大手会社のメールが使えなくなる
- 料金の支払いはクレジットカード払い
ちょっと分かりにくいかもしれませんので、次の項目で詳しく説明しますね。
2.格安SIM注意点と対策について
【格安SIMの注意点】
- 実店舗が少ないためサポートを受ける時、メールか電話で対応しなければいけない
- auやSoftbank、Docomoと言った大手会社のメールが使えなくなる
- 格安SIM利用料はクレジットカード払い
ここで勘違いして欲しくないのですが、これらは格安SIMの悪い理由ではありません。
使い方によって克服できるものなのです。
そのため、これから対策方法を書いていきますので参考にしてください。
実店舗が少ないためサポートを受ける時、メールか電話で対応しなければいけない
格安SIMを提供している企業が、実店舗を持たないのは安くでサービスを提供するためです。
大手会社のauやSoftbank、Docomoは、実店舗を持っているため人件費や光熱費、家賃などにお金を使う必要が出てきます。
この金額は会社の売り上げで負担する必要がありますので、スマホの料金に上乗せされます。
つまり格安SIMは、実店舗を持たないことで実現できているのですが……
「困った時は、実店舗があった方が安心できる!」
そんな人は実店舗が多い格安SIMを選びましょう。
おすすめはイオンモバイルです。
スーパーで有名なイオンは、意外に思うかもしれませんが格安SIMサービスを展開しているんですよ!
そのためイオン店舗に窓口を設けていますのでお買い物ついでに、格安SIMの相談もできます。(※一部店舗は対応していないことがあります)
しかし料金はネットで契約する格安SIMと比較すると、高い値段になります。
「どうしても実店舗でサポートを受けたい!」という人にオススメです
auやSoftbank、Docomoと言った大手会社のメールが使えなくなる
スマホで友達や家族と連絡を取るときは、どうしていますか?
「SNSや電話でしか連絡しないよ!」
という人は問題ありません。
大手会社のメールを使っているという人は、ちょっと注意して読んでください。
では説明します。
大手会社のメールとは、メールアドレス後ろに
@ezweb.ne.jp @docomo.ne.jp @softbank.ne.jp |
と付くもので、これらのメールは格安SIMに交換すると、使うことができなくなります。
つまり今大手会社のメールを使っている人は、メールアドレスを変える必要があります。
「じゃ、メール使えなくなるの?」
そういうわけではありません。
GmailやYahooメール等のフリーメールは使えますので、格安SIMに変える前に
メールアドレスを取得して友達や家族に知らせれば、連絡を取り合うことができますよ。
少し面倒に感じると思いますが、格安SIMを使いたいなら、
GmailやYahooメール等のアドレスを取得しましょう。
格安SIM利用料はクレジットカード払い
今までスマホの利用料金は、口座振替で払っていた人もいますよね。
でも格安SIMの利用料金は、クレジットカードによる支払いが一般的になりますが、もちろん口座振替に対応している格安SIMもあります。
しかし多くの格安SIM会社があるのに対応している会社は6社のみです。
折角多くの格安SIMから自分に合ったものが選べるのに、支払い方法で格安SIMを選ぶのはもったいないです。
そのため格安SIMを使う時は、クレジットカードを作りましょう!
どうしても口座振替が良い人は、UQ mobile、BiGLOBEモバイルがおすすめです。
まとめ~格安SIM注意点と対策について~
いかがでしたか?
注意する点も、対処方法が分かりましたか?
格安SIMを使う時は色々注意すべき点がありますが、ちゃんと分かっていれば対処できるものばかりです。
ちょっと面倒に思うものもありますが、格安SIMを使ってスマホの利用料を安くするためにぜひ参考にしてください。
ではもう一度、簡単にまとめますね。
【格安SIMの注意点】
・実店舗が少ないためサポートを受ける時、メールか電話で対応しなければいけない
・auやSoftbank、Docomoと言った大手会社のメールが使えなくなる
・格安SIM利用料はクレジットカード払い
【対策方法】
・実店舗の多い格安SIMを契約する。おすすめはイオンモバイル!
・Gmailやyahooメールを利用する
・口座振替に対応する格安SIMが少ない…クレジットカードを作ろう!
いかがでしょうか?
格安SIMを使う時の注意点と対処方法が分かりましたか?
次は、
「今の端末でも格安SIMをつかえるの?」
この疑問について説明します。
3.今使っている端末でも格安SIMはつかえるのか?
端末の種類は様々ありますよね。
iPhone、Xperia、Galaxy
digno、BlackBerry・・・・・
Tablet(タブレット)端末もあります!
そうなると端末によって格安SIMに変える時に
「端末も交換しないといけないのかな?」と思いますよね。
実は、一部古い端末以外はそのまま今の端末を使うことができますよ。
今使っているスマホで格安SIMを使う方法は2つあります。
- 使っているスマホ会社と同じ回線の格安SIMを選ぶ
- SIMロックを解除する
ちょっと話がむずかしくなりますが、格安SIMを使うために必要な話なので詳しく説明します。
使っているスマホ会社と同じ回線の格安SIMを選ぶ
最初に少しだけ触れましたが、格安SIMを提供する会社は、大手会社のauやDocomo、Softbankと同じ回線を使っています。
実はその理由は、格安SIMを提供する会社が大手会社から回線を借りて、サービスを提供しているからです。
そのため同じ回線を使っているものを選べば、後に説明するSIMロックをしないでも格安SIMが使えるようになります。
分かりやすく言えば、現在docomoのスマホを使っている人は、docomoの回線を使っている格安SIMを選ぶことでそのまま使えますよ。
SIMロックを解除する
SIMロックとは、そのスマホに他の携帯会社のSIMが使えないように制限することです。
例えば、docomoで購入したスマホにSoftBankのSIMを入れてもインターネットや電話のサービスを使うことができません。
しかし2015年5月にSIMロックを解除することによって、他の携帯会社のSIMでも使えるようになりました
SIMロックを解除は、契約している会社の店舗できます。
ただしSIMロックを解除するには条件があります。
- 端末を購入してから100日以上経過していること
- 2015年5月以降に販売されたもの
- SIMロック解除対象機種になっていること
この条件を満たしている場合は、近くの店舗でSIMロックを解除することをおすすめします。
手数料は3000円ほど取られますが、SIMロックを解除することで選択の幅が広がりますよ。
まとめ~今使っている端末でも格安SIMって使えるの?~
どうですか?ちょっと難しかったですか?
簡単にまとめると
今使っているスマホでも格安SIMを使うことができます。
その場合は、今契約している会社の回線を提供している格安SIMを使いましょう。
例えば、docomoを使っている人はdocomoの回線を使っている格安SIMを選ぶこと。
しかし格安SIMの選択の幅を増やしたい時は、スマホのSIMロックを解除しましょう。
SIMロックの解除には手数料3,000円かかりますが、選択の幅が広がるのでやっておいて損はないと思います。
でも古いスマホや購入してから100日経過していないスマホは、SIMロックが解除できないので注意してください。
4.格安SIMを選ぶ時のポイント
格安SIMを選ぶ時のポイントは3つあります。
- 「音声通話プラン」か「データ通信専用プラン」を選ぶ
- 月々のデータ量を選ぶ
- 通信速度を選ぶ
まずはこの3つのポイントをおさえましょう。
「1番安くで使える格安SIMが知りたいんだけど……」
その気持ちよく分かりますが、自分の使い方に合っている格安SIMを見つけないと、使っていて不便に感じることがあります。
そうなると安い利用料でも、使いにくいスマホを持つことになってしまいます。
でもそれは嫌ですよね。
そのため自分の使い方に合っている格安SIMを見つけることが、あなたにとって1番安くで使える格安SIMということになりますよ。
もちろん最後には、おすすめの格安SIMの料金比較もしますので安心してください。
では今から3つの選ぶポイントを詳しく紹介した後に、まとめでおすすめの格安SIMの料金比較をしたいと思います。
「音声通話プラン」か「データ通信専用プラン」を選ぶ
格安SIMのプランは2つに分かれます。
・音声通話プラン
・データ通信専用プラン
この二つの違いは、「音声通話ができるのか」です。
データ通信プランだと音声通話ができません。
音声電話とは、070、080、090から始まるいわゆる一般的な電話のことです。
そのため
急に電話が使えなくなったら困ると思うので、「スマートフォンで電話をよく使っている!」という人は音声通話プランをおすすめします。
ただし、格安SIMで音声電話を使う時に注意しなければいけないことがあります。
それは、格安SIMのかけ放題プランの内容は「一回の電話時間が決まっている」ことで、一回に通話できる時間は、長くても10分です。
もちろん10分を過ぎても電話は出来ますが、追加料金(30秒で20円ぐらい)がかかります。
ずっと電話をしていたら、目を疑うような金額になりますのでしっかり時間内で終わるようにしましょう。
もし友達と長電話したい時は、LINEやSkypeの無料通話を利用するといいですよ。
気になるQ&A Q.データ通信プランでは電話は出来ないの? A.実はデータ通信プランでは「IP電話」を使えば通話することができます。 IP電話とはインターネットを通じて行なわれる電話のことで、料金も音声電話と比べて安く抑えることができます。 しかしIP電話には3つのデメリットがあります。 ・電話番号を変更することを知人に連絡しないといけない ・音声が電波の状況によって乱れることがある ・警察(110番)や消防(119番)に連絡ができない
知人に電話番号を知らせる手間は、解決できそうですが、「音声が乱れることがある」、「警察(110番)や消防(119番)に連絡出来ない」のは、緊急時に何かあれば電話が使えないことがあります。 そのためデータ通信用の端末を持つときは、もう一台通話用の端末(ガラケーでも可)を持つことをおすすめします。 |
・月々のデータ通信量を選ぶ
「そもそもデータの通信量ってなに?」
データ通信量とは、簡単に言えばスマホを使った時に発生するものです。
その単位はGB(ギガバイト)が使われていることからよく「ギガ」とも呼ばれたりします。
例えば友達と、
「今月10ギガ使ったから、サイトの表示遅くなったわ~」
とか会話で使ったことがありませんか?
この10ギガと言うのがデータ通信量です。
データ通信量を超えると通信速度が遅くなるので、自分に合ったデータ通信量を選びたいですね。
でも正直
「自分がどのくらいデータ容量が必要なのか分からない……」と思いますよね。
そこでデータ容量ごとにおすすめな人を紹介していきたいと思います。
■データ容量1GBがおすすめな人
- スマホでメールやショッピングサイト、SNSしか使わない!
- ポケットWifiを持っていて動画は、Wifiが通じている家でしか見ない人
- 動画やゲームを全然やらない
1つでも当てはまる人は、1GBのプランをおすすめします。
■データ容量3GBがおすすめな人
- 通勤中(30分ぐらい)や休憩時間に動画をみる人
- ネットでよく調べものをする人
- アプリを頻繁にインストールする人
一般的に格安SIMを利用している人の多くが選ぶプランです。
データ容量で迷ったら、まずは3GBから始めましょう。
■データ容量5GB以上がおすすめな人
- 毎日長時間(1時間)動画を見る人
- スマホでゲームをよくする人
- 一日中スマホをいじっている人
データ容量が5GBを超えるとヘビーユーザーと呼ばれ、普通の人よりスマホを使っていることになります。
5GB以上のプランを契約する時は、自分のデータ通信量を調べてから契約したほうが良いでしょう。
・通信速度を選ぶ
「格安SIMの速度が遅くなる時があるんだけど……?」
普段格安SIMの通信速度は20Mbs前後出るので、使っていて特に問題になることはないでしょう。
しかし通信速度が遅くなる時があります。
その理由は、格安SIMの回線は大手の会社から借りているので回線の大きさに限りがあるからです。
そのため一度にたくさんの人がアクセスすると回線が混雑して通信速度が遅くなってしまいます。
混む時間帯の通信速度は格安SIMの種類によって違いますが、
一般的に良く混雑が起こる時間帯とその時の平均通信速度は、
時間帯 | 混雑時の平均通信速度 |
「朝」9時~10時 | 3.0Mbps |
「昼」12時~13時 | 0.4Mbps |
「夜」19時~22時 | 7.0Mbps |
この表を見ると昼の通信速度は、遅くなっているのが分かりますね。(普通通信速度の約50分の1)
「それじゃ、お昼はサイトは表示されるまで30分ぐらいかかるの?」
実はそんなに時間はかかりません。
なぜなら、スマホは常にそのスピードで通信しているわけではないからです。
例えば、twitterの読み込み速度は最大でも1Mbpsしか必要ないので、本体の通信速度が20Mbps出ていても、twitterの読み込み速度は1Mbpsです。
webのサイトも読み込み速度は2Mbpsあれば十分なのです。
そのためお昼はちょっと読み込むのが遅いな…と感じるぐらいです。
そして他の混雑する時間帯(朝と夜)は、問題なく使えますよ。
「でも、やっぱりお昼でも通信速度が速い方が良い!」
そう思うなら格安SIMは「UQ mobile」を選びましょう!
UQ mobileの通信速度はずば抜けていて、混雑するお昼の時間帯でも10Mbps以上の通信速度を出しています。
しかし次のまとめで紹介しますが、他の格安SIMと比較すると少し料金が高くなるので、その点は注意してください。
まとめ~格安SIMを選ぶ時のポイント~
ここまで、格安SIMについて選びかたのポイントを詳しく紹介しました。
どうですか?
自分のスマホに合っている選び方が分かりましたか?
ちょっと難しいと思うので、考え方の例をあげてみますね。例えば、
「自分はたまに動画見るからデータは3GBぐらいで、通信速度はお昼にスマホ使わないからそこそこでいいかな。でも電話は会社からの連絡でつかうから、音声プランを選ぼう!」
「通信速度が速いほうが良いので、UQmobileがいいな」
「スマホでゲームや動画をよく見たりするので10GB以上で安いところを選びたい!」
「家ではwifiを使っているからデータ容量1GBでもOK。電話もLINEがあれば十分だからデータ通信専用プラン。とことんスマホ代を安くしたいな」
ちょっとは参考になりましたか?
ちなみに格安SIMの利用者で多いと言われているのは、
- 音声通話プラン
- データ容量3GB
- 通信速度はそこそこでも料金を安くしたい!
迷っているときはぜひ参考にしてください。
気になるQ&A Q格安SIMでテザリングは使えるの? A格安SIMでテザリングはできますが、格安SIMによってテザリング可能な端末が異なります。 そのためテザリング動作確認端末を調べる必要があります。 また格安SIMでテザリングをすると、すぐにデータ容量を使いきって通信速度制限にかかる可能性がありますので、大容量のデータプラン(10GB以上)で契約することをおすすめします。 |
5.格安SIMの料金比較
格安SIMを選ぶ時にポイントをおさえられましたか?
では早速、おすすめ格安SIMの料金比較をしていきます。
ちなみに今回まとめた表は、「音声通話プラン」を選んだものになっています。
格安SIMの利用者は、多くの人が音声通話プランを選んでいるからです。
また、10分間のかけ放題が付いているかどうかも調べて見ましたので参考にしてください。
音声電話プランを選んだ時のデータ通信基本料(料金の単位は円)
格安SIM企業名 (回線種類) |
1GB | 3GB | 5GB | 10GB |
10分間かけ放題プランの値段 |
BIGLOBE (docomo・au) |
1,400 | 1,600 | - | - | 毎月896円(税込) |
IIJ mio (docomo・au) |
- | 1,600 | - | 3,260※(12GB) | 毎月896円(税込) |
UQmobile (au) |
- | 1,680 | - | - | - |
mineoAプラン (au) |
1,410 | 1,510 | - | 3,130 | 毎月918円(税込) |
mineoDプラン (docomo) |
1,500 | 1,600 | - | 3,220 | 毎月918円(税込) |
イオンモバイル (docomo・au) |
1,280 | - | 1,980※(6GB) | - | 毎月918円(税込) |
LINEモバイル (docomo・Softbank) |
1,200 | 1,690 | 2,220 | 3,220 | - |
DMMモバイル(docomo) | 1,260 | 1,500 | 1,910 | 2,890 | 毎月918円(税込) |
U-mobile (docomo) |
- | 1,580 | 1,980 | - | - |
どうでしょうか?
表よりそれぞれのデータ通信量ごとにおすすめの格安SIMを紹介しますね。
■データ通信量1GBでおすすめの格安SIM
- DMMモバイル
LINEモバイルが最安値ではあるが、かけ放題プランがないのでDMMモバイルがおすすめ。
■データ通信量3GBでおすすめの格安SIM
- auならmineo
- docomoならDMMモバイル
それぞれ回線の種類が違います。そのため今契約しているスマホと同じ会社の回線を選ぶことをおすすめします。
■データ通信量5GBでおすすめの格安SIM
- イオンモバイル
6GBで毎月1980円は安いですね。
5GBならDMMモバイルが1910円で安いですが、同じくらいの値段でデータ容量が大きいイオンモバイルがお得感を感じます。
■データ通信量10GBでおすすめの格安SIM
- IIJ mio(12GB)
12GBで3,260円はお得だと思うので、10GB以上選ぶならIIJ mioがおすすめ。またIIJ mioはau回線とdocomo回線どっちも選ぶことができますよ。
6.格安SIMに乗り換える方法
ここまで格安SIMについて詳しく説明してきましたが、最後に大手会社(au、docomo、Softbank)から格安SIMに乗り換える方法を紹介します。
手順は以下の通りです。
- 申し込む予定の格安SIMが今もっている端末に対応しているか確認する
- SIMロック解除が必要な場合は、店舗でSIMロックを解除してもらう
- MNPの準備をする
- インターネットで格安SIMを購入する
- 格安SIMが届いたら初期設定をする
特に3番目のMNPを準備する、5番格安SIMが難しいと思いますので詳しく説明します。
また格安SIMに乗り換える時に支払うべきお金(違約金や端末料金)についても説明していきますね。
MNPの準備をする
「そもそもMNPって何?」
MNP(モバイル ナンバー ポータビリティ)とは電話番号をそのままにして他の会社に乗り換えることです。
つまりこの手続きをしておかないと、格安SIMに変えても同じ電話番号を使えなくなるのです。
やり方はとてもシンプルで、今契約しているスマホの会社のサポートセンターに連絡するか、実店舗に行って「MNP予約番号」をもらうだけです。
このMNP予約番号は、自分が契約する会社に提出するものなので
ちなみに手続きには転出手数料として、docomo 2,000円、au 3,000円、Softbank 3,000円かかります。
各社MNPサポートセンター電話番号
企業名 | 電話番号 |
au | 0077-75470(携帯電話・一般共通) |
docomo | 151(携帯電話) 0120-800-000(一般電話) |
Softbank | *5533(携帯電話) 0800-100-5533(一般電話) |
「いまから解約する会社に電話のは怖いな……」
そう考える人もいると思いますが、向こうは丁寧に応対してくれるので心配ないですよ。
しっかりとMNP予約番号が欲しいと伝えましょう。
その時に、解約する時のデメリットや支払うべき金額もきちんと説明してくれますよ。
あと注意点として、MNP予約番号は口頭で伝えられるのでメモを忘れないでください。
格安SIMが届いたら初期設定をする
「格安SIMってスマホに入れたらスグ使えるんじゃないの?」
実は格安SIMは初期設定(APN設定)をしないと、インターネットやアプリが使えません。
そのため初期設定を自分でする必要があります。
「機械とか苦手だからできないかも……」と思う人でも大丈夫です。
それに設定は10分ぐらいで終わる簡単なものです。
また格安SIMの公式サイトでは丁寧に初期設定の方法が載っていますので、ぜひ見ながらやってみてください。
■DMMモバイルの場合
https://mvno.dmm.com/apn/index.html
■mineoの場合
https://support.mineo.jp/business/setup/guide/android_network.html
■イオンモバイルの場合
https://aeonmobile.jp/apn/
■IIJ mioの場合
https://www.iijmio.jp/hdd/guide/d2-4_apn.jsp
■UQモバイルの場合
https://www.uqwimax.jp/support/mobile/guide/initial/
格安SIMに乗り換える時に支払うべきお金
MNP番号を予約する時に詳しく説明があると思いますが、簡単にまとめます。
格安SIMに乗り換える時に支払うべきお金は主に3つあります。
- MNP転出手数料
- 2年間契約の違約金
- 端末料金の残り分
2年間契約の違約金については更新月に解約すれば違約金は取られません。
もし更新月を忘れても、お知らせのはがきが届きますので確認してから解約するようにしましょう。
端末r料金の残り分は、出来れば払い終えてから解約した方がいいです。
なぜなら解約してしまうと「毎月割」等の端末割引が終了してしまうからです。
しかし格安SIMに乗り換えるとその分スマホの料金が安くなるので、得することがあります。
そのため端末料金を払う前に格安SIMに乗り換えるのもありですよ。
気になるQ&A Q.格安SIMに乗り換えるとどのくらい安くなるの? A.結論から言うと、年間で4,0000円以上安くなることがあります。 この質問は契約する内容にもよるのですが、例を出して紹介しますね。 ■一般的な大手スマホ料金 データ通信3,500円(3GB/月)+2,700円(かけ放題)=月額6,200円 ■一般的な格安SIM料金 データ通信1,600円(3GB/月)+900円(10分かけ放題)=月額2,500円 この場合1ヶ月で3,700円お得になります。 格安SIMに変える時に初期費用がかかりますが、スマホの利用料が安くなるのでお得に使えることが多いですよ。 |
まとめ~格安SIMに乗り換える方法~
いかがだったでしょうか?もう一度格安SIMに乗り換える手順を書くと
- 申し込む予定の格安SIMが今もっている端末に対応しているか確認する
- SIMロックが必要な場合は、店舗でSIMロックを解除してもらう
- MNPの準備をする
- インターネットで格安SIMを購入する
- 格安SIMが届いたら初期設定をする
MNP予約番号を取るときは、絶対にメモを取ることを忘れないでくださいね。
あと格安SIMを注文する時に、サイズを間違わないようにして下さい。
格安SIMのサイズは「nanoSIM」、「microSIM」、「標準SIM」があります。
今自分が使っているSIMと同じサイズのものを選びましょう。
まとめ
いかがでしたか?
確かに格安SIMはちょっと不便なこともありますが、
最大のメリットである料金の安さを考えれば格安SIMに乗り換えるべきだと思いますよ。
格安SIMでぜひお得にスマホを使ってくださいね。
※追記:最新版のおすすめ格安SIMランキングは関連記事をご覧ください!