インターネット回線を契約するときに、どんなことを考えて契約していますか?

回線料金や、回線速度を気にしている人は多いでしょう。

しかし、いま回線関係で気にしなくてはいけないのは「プロバイダ」なのです。

固定回線(光回線ADSL回線)には必ずつきもののこのプロバイダ
一体どういったものなのでしょうか

ネット契約の基本から見直して、お得になるようなインターネット回線を見つけていきましょう。

プロバイダはなぜ必要なのか

プロバイダがなぜ必要なのかご存知ですか?
インターネット契約をする際に、必ず必要になるものです。回線と対になっているこのプロバイダは、どのような作用をするのか見ていきましょう。

プロバイダとは?

はてなマークを囲む人達

家でインターネットをやりたいと思ったときに、回線【だけ】契約したら始められると思う方は、少なからずいると思います。私もその1人で、回線料金【だけ】を見て「ネット回線ってとても安いじゃん♪」なんて思っていました。回線だけなら4,000円くらいのところも多いですからね。
しかし実際のところ「回線料金+プロバイダ使用料+機器レンタル費」の料金がかかり、毎月6,000円~7,000円はかかるのが実状です。

特に料金を1,000円以上増しているのは、プロバイダの使用料です。なぜインターネットするためにプロバイダは必要なのか、お金が余計にかかるのか見ていきましょう。

フレッツ光を例に出して考えてみます。
インターネット回線は、フレッツ光の回線業者に使用料金を支払うことで私達は利用することができます。しかしこのフレッツ光回線、実はインターネット自体と繋がっているわけではないのです。テレビや扇風機で例えると、コードはあるもののコンセントにささっていない状態と考えてください。
この状態では、テレビは映らないし扇風機は風を出してくれません。このコードを繋げてくれる存在がプロバイダです。

プロバイダの役割

画像参考:https://flets.com/first/pre_knowledge/04.html

イメージとしては、上の画像のような感じでプロバイダがインターネット回線とインターネットを繋げてくれます。

プロバイダのおおまかな内容はこのような感じです。詳しいプロバイダの説明は、別ページで紹介したいと思います。

プロバイダ一覧

プロバイダサービスを提供している企業は、数多く存在します。
正直全て紹介するとなると、ものすごい文字数になってしまうため1部(フレッツ・キャリア回線)に対応しているプロバイダを紹介させていただきます。

フレッツ光東日本/西日本 auひかり ドコモ光
au one net - -
ドコモNet - -
So-net
BIGLOBE
plala -
@nifty
AsahiNet -
BB exite -
DTI
hi-ho -
OCN -
WAKWAK -
@Tcom -

※3つ共通…黄色、2つ共通…緑

フレッツ光を基準にして、固定回線のプロバイダを共通する部分+専用プロバイダをまとめてみました。

3つの回線を見比べてみると「BIGLOBE」「@nifty」「So-net」「DTI」と、有名プロバイダがどの回線も網羅しているというのが分かりますね。

なお、ソフトバンク光に関しては「Yahoo!BB」のみ対応しているため、表からは省略させてもらっています。

なぜキャンペーンがある?

プレゼントボックス

プロバイダは、ユーザーを確保するためにあらゆるキャンペーンが各企業で行われています。
現金のキャッシュバックや、ポイント還元商品プレゼント、中には数万円もする工事費を無料にするキャンペーンをやっていることもあるのです。

そのようなことを、新規加入してくるユーザー全員に対して還元していたら、普通は会社の方が持ちません。では、なぜキャッシュバックなどのキャンペーンができるのでしょうか?

その理由として、キャンペーンの対象になるためには数ヶ月~3年ほど必ず利用するという、契約するときの約束があるからなのです。
そのため、途中で解約すると月割で還元していた工事費などを、残り月数×毎月の割引金額一括で支払わなければいけないなど、制約がついてしまいます。一括で支払いがあると、それを回避して満期が来た後に解約するユーザーがほとんどなので、提供している企業はその満期まで確実な売上があげられる仕組みなのです。

回線速度はどこが速い?

プロバイダで回線速度は、ほとんど変わることがありません。通信制限やメンテナンス状況にもよりますが、根本的な回線速度は契約している回線に依存します。
日本で使用されている回線速度は、ほとんどの回線で最高1Gbps(bps=回線速度の単位)をだしています。
ただ、2018年10月現在で最高速度を出しているのは固定回線の「NURO光」の2Gbpsです。まだ1部の地域でしか使用することができないので、全国的に2Gbpsが使えるようになるのはしばらく先のことになりそうです。

固定回線の種類

電柱と積乱雲

固定回線には、現在2種類の回線があります。現在主流で使われている「光回線」と、「ADSL回線」の2種類です。
その他にも「ISDN」という回線もありますが、今回は紹介を省かせてもらいます。

光回線

光回線は、多くの種類があるためNTT・携帯キャリア・地域限定で提供されている光回線を紹介したいと思います。

そもそも光回線の定義として、光ファイバーケーブルを使用したインターネット回線のため、WiMAXのようなモバイルルーターの回線は含まれないのであしからず。

NTT・キャリア回線

  • フレッツ光
    NTTが提供する光回線。東日本/西日本で提供されているプランの内容に、若干の差はありますが、回線速度はどちらも最高1Gbpsでインターネットを利用することができます。東日本/西日本で分かれていますが、日本全国で利用可能な回線です。

  • auひかり
    auひかりは、KDDI独自で提供している光回線です。ソフトバンク光やドコモ光のようにNTTから回線を借りているわけではなく、ダークファイバー回線(漫画の必殺技かな?)という、使われていない光ファイバーを利用した回線のため、高速でインターネットが使用できます。最高速度は1Gbpsで1部を除いたほぼ全国で利用することができます。関東の1部ではさらに高速通信が可能なプランも用意されています。

  • ドコモ光
    NTTから回線を借りて、インターネット回線をユーザーへ提供しています。回線速度は最高1Gbps出すことができ、他キャリア同様高速インターネット通信を行うことが可能です。ほぼ全国で利用可能ですが、1部サービスなどが利用できないこともあるので、契約前に必ず提供エリアを確認してください。

  • ソフトバンク光
    ドコモ光同様、NTTから回線を借りてユーザーへインターネット回線を提供しています。提供エリアは「フレッツ光ネクスト」が利用できるエリアとなっていますが、ほぼ全国的に利用可能という意味でもあります。ただ、回線が届いていない地域は利用できないので、公式サイトなどで自分の住所を調べてみましょう。ソフトバンク光も最大回線速度は1Gbpsです。

地域限定回線

地図 東海地方

  • NURO光
    先程も少し紹介しましたが、2Gbpsの回線速度を誇る超高速インターネット回線です。現在は関東・東海・関西地方の1部で利用可能となっています。戸建てやマンションタイプなど、プランが建物によって細かく分かれており、1番安い金額で月額1,900円の良心的価格で提供されています(条件有り)

  • コミュファ光
    中部地方(愛知県・三重県・岐阜県・静岡県)でのみ提供されているインターネット回線です。最高速度は1Gbpsですが、プランによって選択できます。あまり大きな回線速度は必要ないという方は、300メガホーム、30メガホームを選択しましょう。auのスマホを持っていれば、スマートバリューが利用できるので、毎月のスマホ代が安くなります。

光回線の料金

光回線のような固定回線は、戸建てとマンションで月額料金に差が出てきます。
詳しい内容は別のページで詳しく説明しますが、簡単に言えば1つの電柱やケーブルを使用する契約者の人数が、マンションの方が多いからという理由です。

NTTや携帯キャリアの月額料金が、どのようになっているのか確認してみましょう。
追加プランによって金額の増減があると思うので、基本的プランの金額を比較させてもらいます。

戸建てタイプ マンションタイプ
フレッツ光東日本/西日本 5,100円~ 3,450円~
auひかり 5,100円~ 3,400円~
ドコモ光 5,000円~ 3,800円~
ソフトバンク光 4,700円~ 3,800円~

プロバイダ料込みの最低金額が、上記の表の通りとなっています。
戸建て住宅の料金で1番安いのはソフトバンク光で、マンションタイプで1番安いのはauひかりとなりました。

ただし、auひかりのマンションタイプは6つの細かいプランに分かれており、それぞれどのプランに該当するのか自分で確認しないといけません。マンションによっては月額5,000円になるプランもあるので、マンションタイプに関しては一概にどのキャリアが良いと、断言するのは難しい状況です。

ADSL回線

ADSL回線は、2018年10月現在フレッツADSLのみサービスが提供されています。
アッカADSLという回線もありましたが、こちらは2017年3月末にサービスが終了してしまいました。

ADSLというのは、電話線もしくはADSL専用回線を使用して行う通信サービスで、最大回線速度は50Mbpsとなっています。現在の光回線と比べるとかなり遅く感じますが、出始めた当初は下り1.5Mbpsだったためこれでもかなり改善された方ではあります。

電話線を利用するタイプであれば、月額2,800円ほどのため回線速度をあまり求めない方にはオススメの回線です。ただし、ADSL専用回線を組むと月額5,050円~と倍近く跳ね上がってしまうため、この料金を支払うのであれば光回線をおすすめします。

フレッツADSLは、フレッツ光が提供されている地域では2023年1月いっぱいでサービスを終了の予定です。
フレッツ光が提供されていない地域は、まだ終了の予定はないとのことですが、提供されている地域の方は早めに切り替えの手続を行いましょう。

おすすめプロバイダランキング

回線別プロバイダランキング

フレッツ光東日本/西日本

OCN
同じNTT運営のプロバイダ
OCNはフレッツと同じくNTTが運営する、大手プロバイダの1つです。他のプロバイダと比べて、それほど目立ったキャンペーンはありませんが、会員数も多く通信も安定しているので、安心して契約することができます。
画像参考:https://www.ntt.com/personal/ocn.html
楽天ブロードバンド
大手通販企業が運営するプロバイダ
楽天と聞いたらネット通販を思い浮かべる方も多いと思いますが、実は通信サービスも行っていたのです。固定回線だけでなく、WiMAXの契約も行っているので、インターネット回線を悩んでいる人は一見の価値有りです。
画像参考:https://comm.rakuten.co.jp/hikari/
So-net
キャンペーンが魅力のプロバイダ
So-netは、携帯キャリアの回線やフレッツの回線毎にキャンペーンが設けられています。フレッツ光の場合は、30ヶ月もしくは初期費用の大幅割引があるので、家計に優しいキャンペーンになっています。
画像参考:https://flets.com/first/pre_knowledge/04.html

auひかり

So-net
選べる嬉しいキャンペーン
フレッツ光でも登場しましたが、So-netはauひかりのプロバイダとしても選択することができます。30,000円~50,000円のキャッシュバックキャンペーンか、月額料金大幅割引か好きな方を選べ、さらに他社からの乗り換えなら最大30,000円違約金還元までやっています。
画像参考:https://flets.com/first/pre_knowledge/04.html
@nifty
2年間激安になるキャンペーン
10月中にniftyでauひかりを契約すると、2年間月額料金がとっても安くなるキャンペーンに応募することができます。ホームタイプなら2,855円マンションタイプなら1,150円~2,750円になるので、お得に契約するなら早めに決めましょう。
画像参考:https://www.nifty.com/
Asahi Net
割引き+開通月無料キャンペーン
Asahi Netからauひかりを契約すると、ホームタイプなら35ヶ月間、マンションタイプなら24ヶ月間の月額料金大幅+開通月は無料のとてもお得なキャンペーンの対象になることができます。
画像参考:https://asahi-net.jp/

ドコモ光

GMOとくとくBB
キャッシュバック+ポイント還元
とくとくBBからドコモ光と光電話を契約すると、最大15,000円のキャッシュバック+最大20,000dポイントを還元してもらえます。更に次世代v6通信対応のルーターが無料レンタルできるので、他のプロバイダより断然お得になります。
画像参考:https://gmobb.jp/
So-net
ルーターとキャッシュバックが貰える
ドコモ光+So-netを契約すると、なんと次世代の高速通信が対応している専用ルーターと、15,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。ルーターはレンタルという形ですが、無料なので余計な出費が出ないのは嬉しいポイントです。
画像参考:https://flets.com/first/pre_knowledge/04.html
DTI
新規でも転用でも15,000円
DTI with ドコモ光なら、NTTフレッツからの転用でも、新規契約でもどちらでも15000円のキャッシュバックを貰うことができます。他のプロバイダ同様に、v6通信対応のWiFiルーターを無料レンタルできるので、通信速度を改善したい方は必ずレンタルしましょう。
画像参考:https://dream.jp/

ソフトバンク光

ソフトバンク光のプロバイダは「Yahoo!BB」しか選択できないので、プロバイダを他のものにすることができません。

迷ったらSo-netにしよう

回線ごとにランキング付けして、プロバイダをおすすめしましたが、改めて見てみると「So-net」がどの回線でもランクインしていることが分かります。
個人的な見解ではありますが、So-netであれば通信環境も悪くなく、NTTや携帯キャリアの回線であれば問題ないので、どれにするか決めかねているならSo-netを選んでみましょう。

エリア限定固定回線はおすすめ

神奈川辺りのちず

エリア限定固定回線

ここまでに何回か少しだけ紹介しましたが、エリアが限定された回線をさらに詳しく紹介したいと思います。
NURO光とコミュファ光は、少しずつ少しずつエリアを拡大しつつありますが、全国展開しているわけではありません。全国展開している他の回線と比べると、回線料金は多少高くなりますが、その分サービスの質やサポートが手厚くなっています。
どのようなサービスが提供されているのか、詳しく見てみましょう。

NURO光

  • 月額料金
    NURO光は戸建てとマンションで料金が違うと、上の方で説明させてもらいましたが、実は同じ戸建てプランの中でも2つの料金の違うプランがあります。しかも、回線速度がどちらも2Gbpsと変わるわけでもありません。それでは、なにが違うのか表にして見ていきましょう。
NURO光G2V NURO光G2
月額料金 4,743円 7,124円
初期費用 工事費:40,000円(30ヶ月分割支払い)
手数料:3,000円
契約期間 2年間継続 無し
違約金 9,500円 0円
キャンペーン 有り 無し

毎月2,400円弱の金額の差がありますが、大きく変わるのは契約期間と、違約金が無くなることです。
短期間で解約する人向けに、2プラン提供していると思いますが、4ヶ月以上継続して利用すると差額で「NURO光G2V」の違約金の料金と同額くらいになるので、3ヶ月で辞めないなと思う方は「NURO光G2V」を選びましょう。

マンションタイプも少し特殊で、まずは前提条件を説明していきたいと思います。
NURO光のマンションプランを「NURO光 forマンション」の対象になるのは「3~7階建てのアパート・マンションかつ4人以上のエントリー」「8階建てのマンション」の条件が必要になります。
2階建て、もしくは3~7階建てでも早めに導入するのであれば通常のNURO光のプランになります。

エントリー人数 月額料金
4~6人 2,500円
7人 2,400円
8人 2,300円
9人 2,200円
10人以上 1,900円

人数が多くなるほど、月額料金は少なくなるシステムです。
初期費用は戸建てタイプと同じく
工事費:40,000円(30ヶ月分割支払い)
手数料:3,000
となっています。マンション内に導入する共用設備の導入費と維持費は月額料金の中から支払われます。

  • 対象地域
    関東地方東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県・栃木県・茨城県
    東海地方愛知県・岐阜県・静岡県・三重県
    関西地方大阪府・京都府・滋賀県・奈良県・兵庫県
    1都2府13県の16箇所にて対象となっています。

コミュファ光

コミュファ光は、東海地方で提供されている光回線サービスです。

サービスの特徴としては、通信量でプランを選ぶことができます。30メガ・300メガ・1ギガと3つのパターンから選択することが可能です。さらに、ネットと電話をまとめて契約することで「ギガデビュー割2018」というものが、1ギガと300メガのプランで適用することができます。

  • ギガデビュー割2018適用前
    プラン内容(ネット+電話) 月額料金
    1ギガホーム 5,550円
    300メガホーム 5,050円
    30メガホーム 4,110円
  • ギガデビュー割2018適用後
    プラン内容(ネット+電話) 月額料金
    1ギガホーム 3,940円
    300メガホーム 3,990円
    30メガホーム 4,110円(適用不可)

    ※ギガホームは戸建て住宅用のプランです。

ギガデビュー割2018は、開通翌月から適用開始され12ヶ月まで上記料金で提供されます。その後は割引される額が少なくなり、最終的に4,945円になります。
次に、マンションタイプの料金を見ていきましょう。

  • マンションタイプ
    プラン内容(ネット+電話) 月額料金
    1ギガマンションF 5,550円
    300メガマンションF 5,050円
    30メガマンションF 4,110円
    100メガマンションV/L 3,980円

マンションタイプの月額料金に割引プランはありませんが、そのかわりauスマートバリューが対象となっています。auのスマホを持っていれば、月額料金から安くなるので、そちらで毎月割引してもらいましょう。

  • 対象地域
    愛知県
    岐阜県静岡県三重県(1部地域を除く)

固定回線とプロバイダは慎重に決めよう

パソコンをする女性

インターネットは契約すると、数年間の長い付き合いになることがほとんどです。
回線とプロバイダの組み合わせで、通信環境や毎月の料金は大きく変化していくので、慎重に決めていきましょう。

現代の生活に必要なものだからこそ、情報をしっかりと見定めてくださいね。

おすすめの記事