通信環境を整える際に、気になることの1つとして毎月の料金が挙げられます。その料金を少しでも安くしたいと考える方は多いでしょう。実は、その料金は住む場所によって決められていたのです。どのように決まっているのか、さっそく見ていきましょう。

1. なぜマンションと戸建ては料金が違う?

イタリアのマンション

インターネット回線の料金を調べていると、マンション戸建てでは料金に違いが出るのをご存知ですか?同じインターネット回線なのに、どうして毎月の使用料から1,000円以上の差が出てしまうのでしょうか。そのポイントは世帯数の差にありました。戸建てで使う回線とマンションで使う回線に違いはありませんが、1つの回線で使う人数が多ければ多いほど、料金が安くなる傾向が見られます。
しかし、プロバイダーによってはマンション内の入居世帯が少ないとその分料金が値上がりしてしまい、戸建てより高い料金になってしまうなんてことも有り得ます。

マンションで使われている回線は1つの回線を多くの人数で使うので、その分混雑して通信が遅くなることもあります。安いから良いというだけではないのも現状です。逆に戸建てはマンションと比べて料金が高くなりますが通信が安定して、速度も遅くなりにくいのが特徴です。
どちらにも一長一短あるので、どれが最適なのかは使用者が判断するしかないでしょう。

2. マンションと戸建ての配線の仕組み

回線の種類には「光ハイブリッド」と「光ファイバー」があり、料金は光ファイバーの方が高くなっています。マンションや戸建てには、どちらの回線が使われているのでしょうか。回線がどうやって自宅にあるPCまで繋がっているのか確認していきましょう。

マンションタイプの回線

インターネット回線は、近くにある電柱から直接回線を建物まで伸ばして使われます。マンションのような集合住宅では、直接各部屋に伸ばしているのではなく1度共用のスペースにある交換器に通されて、各部屋まで分配されています。イメージとしては電柱から交換器まで・交換器から部屋へ、と2つの道が続いていると思ってください。
集合住宅では電柱から交換期までは光ファイバーで、そこから先は光ハイブリッドのケーブルが多いようです。光ハイブリッドは光ファイバーと比べて料金が安くなりますが、安定性と速度が光ファイバーと比べて悪く特に上りの通信が遅くなっています。インターネットだけならまだしも、オンラインゲームなどには向いていません。光ファイバーを導入しているマンションもあるので、料金はその分高くなりますが光ファイバーが良ければ導入しているマンションを探しましょう。

戸建てタイプの回線

戸建てタイプの回線も、マンションタイプと同様に近くの電柱からインターネット回線をとります。マンションと違うところは、自宅内の回線終端装置まで直接伸ばすことが可能となります。主流は光ファイバーなので、回線速度が速く安定していますが料金が高くなります。

3. 具体的な金額の差

ここからは、マンションと戸建ての具体的な金額の差を紹介したいと思います。初期費用や月額費用など、どこに金額の差があるのか見て行きましょう。
※表にある料金は基本料金となっており、ここからプランによって変化する場合があります。

フレッツ光ネクスト料金早見表 マンション 戸建て
初期工事費用 15,000円 18,000円
月額費用 西日本 東日本 西日本 東日本
プランによって変化
最低額:2,600円~
プランによって変化
最低額:3,350円~
5,400円 5,700円

東日本と西日本で若干の差がありますが、どちらとも戸建てのほうが料金が高くなっているのが分かります。1番目を惹くのが西日本のマンション料金が、2,250円~というのではないでしょうか。1番高い東日本の戸建てタイプとの差が、3,000円以上もあり年間を通したら36,000円以上も違いが出てきます。しかし、コストが安くなるだけ通信も混雑しやすくなるので、コストと性能のどちらをとるかは検討して決めましょう。

4. マンションと戸建てのメリット・デメリット

マンションと戸建ての違いを、メリットやデメリットとしてまとめてみました。上記以外にも、メリット・デメリットがないか確かめていきましょう。

マンションの場合

デメリット

  • 回線が混雑しがちになる→同じ回線を複数が使用するためそうなってしまう
  • マンションの契約世帯数で料金が決まるため個人で回線を契約しにくい→相談によってはできるところもあるので回線速度が気になる人は大家さんと相談してみましょう

メリット

  • 回線が最初から引かれていることあるので工事費がいらないことがある
  • 戸建てと比べて料金が安い

戸建ての場合

デメリット

  • マンションと比べて料金が高い
  • 初期は必ず工事が必要になる

メリット

  • 回線速度と安定性がマンションと比べて高い
  • 環境によって通信状態が左右されにくい→光ファイバーを直接入れているので電波が悪いところでも問題なく使える

まとめ

電柱と積乱雲

ここまでマンションと戸建ての違いについて紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
詳しく料金を調べないことにはあまり考えないことだと思いますが、住んでいる所によって金額は多く変化していきます。少しでも料金を抑えるか、多少払ってでも通信環境を良くしていくのか、決めるときの参考になればと思います。

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